【新座周辺】37年の歴史に幕。新座市栄すぐ隣の青果店「河内屋学園店」が閉店。店長が綴った“激動の歩み”と感謝のメッセージに涙

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新座市栄の目と鼻の先、東京都練馬区大泉学園町で長年愛されてきた「河内屋学園店」が、2026年1月24日をもって閉店しました。

新座市民にとっても、日々の食卓を支えてくれる「地域の台所」だった同店。突然の別れに、Instagramのコメント欄はこれまでの感謝を伝える多くのユーザーの声で溢れています。

 
 
 
 
 
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1993年からこの地で。「河内屋」が歩んだ37年

店長さんの回想によると、河内屋のルーツは新座市畑中での4年間の営業に遡ります。その後、1993年に現在の地(当時は駐輪場のあった建物)に移転し、1997年に現在の店舗で「河内屋学園店」として本格始動しました。

店長さん自身、新座中出身という「地元っ子」。2007年に店に入ってからは、プライドを捨てて「お客様から学ぶこと」を基本に据え、地域密着型の八百屋として奮闘してこられました。

閉店の背景にある「異常気象」と「物価高」の波

Instagramで綴られた閉店の理由は、現代の個人商店が直面する厳しい現実を浮き彫りにしています。

異常気象の影響:2025年の猛暑と春夏秋冬の喪失により、野菜の収穫サイクルが崩れ、仕入れ価格が高騰しました。
2024年〜2025年のコスト増:最低賃金の上昇(東京1,236円)に伴う人件費の高騰により、従来の販売価格を維持することが困難になったといいます。
決定的となった出来事:こうした激動の中、社長であるお父様の入院が重なり、店舗の運営バランスを維持することが難しくなったことが最終的な引き金となりました。
店長さんは、規模を縮小して継続する道も模索されましたが、品数の減少や売上の見通しを冷静に判断し、苦渋の決断を下されました。

最後まで「地域密着」を貫いた営業最終日

閉店の告知は急なものでした。「週末の野菜だけは河内屋で!」というお客様の声が、最後までスタッフの皆さんのモチベーションだったそうです。

「こんなにいいメンバーと働けたことが僕の大きな財産」と語る店長さんの言葉からは、単なる商店を超えた、温かいチームの絆が伝わってきます。

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スーパーにはない「八百屋さんの温もり」を忘れない

個人商店がスーパーとの価格競争に勝つのが難しい時代。それでも「河内屋」さんがこれほどまでに愛されたのは、単に野菜を売るだけでなく、会話を通して旬を教わり、献立を共に考える「心の繋がり」があったからではないでしょうか。

店長さんが綴った「異常気象による四季の喪失」という言葉は、私たち消費者の生活にも深く関わる重いメッセージです。私たちが当たり前のように手に取っている野菜一つひとつに、作り手と売り手の懸命な努力があることを、改めて考えさせられます。

新座・大泉の街から、37年続いたあの活気が消えてしまうのは本当に寂しいことです。しかし、店長さんの「また必ず会いましょうね」という前向きな言葉を信じて、これまでの感謝と共に、新しい門出を応援したいと思います。

店長さん、そしてスタッフの皆様、37年間本当にお疲れ様でした!

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こちらの情報はtakaさまよりいただきました。いつも大変貴重な情報をありがとうございます。

河内屋学園店(閉店)
住所
東京都練馬区大泉学園町6丁目31-27
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