【志木市】水道基本料金を7月〜12月の半年間50%減免へ【物価高騰対策で市民生活を支援】
志木市は、2025年7月から12月までの6か月間、市が管理する水道の基本料金を50%減免する方針を発表した。急激な物価高騰や電気・ガス料金の上昇などにより市民生活が厳しさを増す中、生活負担の軽減を図るのが目的だ。
志木市によると、今回の措置で市内すべての家庭と事業所が対象となり、減免額は基本料金の半額分。一般家庭の場合、基本料金の月額はおおむね1,000円程度のため、半年間で約3,000円の負担軽減になる見込みだ。
市担当者は「水道は生活に欠かせないライフライン。物価高の影響を受ける市民の家計を少しでも支えたい」と話している。さらに、今回の減免により、生活不安の緩和や市内経済の下支えにつながることを期待しているという。
志木市は、これまでも子育て世帯や高齢者への支援策を実施しており、今回の水道料金減免も、生活全般の支援の一環だ。市では今後も物価動向を注視し、追加の支援策を検討するとしている。