【新座市】大江戸線延伸に向けた新座中央駅(仮称)の3つの候補地案を新座市が具体的に公表!3つのメリットとデメリットは!

新座市

新座市は2025年6月12日、都営大江戸線の延伸構想に関わる「新座中央駅(仮称)」の設置場所について、3つの候補案を公表しました。
この構想は、大江戸線を練馬区の光が丘駅から埼玉方面へ延ばすという東京都の計画に関連しており、将来的な鉄道アクセス向上に向けて注目されています。

候補地は市内3か所、それぞれに特徴あり
新座市が示したのは、「坂下エリア(A案)」「坂上エリア(B案)」「関越道沿いエリア(C案)」の3つの案。それぞれ立地や建設コスト、利便性に違いがあります。

● A案:坂下エリア(馬場地区・低地) 
低コストだが位置として微妙…

新座市の南東部、比較的平らな地形に位置する案です。
・メリット
駅周辺に高い建物や大きな障害物がなく、建設コストを抑えやすい
高架・地下・地上と複数の構造方式が可能
・デメリット
高架構造とした場合、周辺住宅への日照・騒音影響が懸念される
市の中心部からやや外れており、アクセス面ではやや劣る可能性

● B案:坂上エリア(馬場地区・高台) 
観光・行政連携向き

市役所や平林寺に近い高台にある案で、「まちの中心」となる位置です。
・メリット
市役所や観光地とのアクセスに優れ、市民や観光客にとって便利な立地
中心市街地との結びつきが強く、にぎわい創出が期待される
・デメリット
延伸距離が最も長く、建設コストが高くなる
高台に高架橋を通す構造となれば、橋脚の高さや規模が増し、建設が技術的に難しい面も

● C案:関越道沿いエリア 
スマートIC一体想定可

関越自動車道のスマートIC付近に近いエリアで、新たな開発エリアとしても注目。
・メリット
延伸距離が最も短く、建設コストを抑えやすい
スマートICや物流施設と連携しやすく、新しいまちづくりとの一体化が可能
・デメリット
倉庫や工場が多く、用地取得に多額の費用がかかる可能性
地下に駅を設置する場合、深い位置になり、利便性や工事の難易度が上がる

今回の公表は、駅の位置が正式に決まったわけではなく、「将来的な延伸に備えて候補を整理した段階」となります。
新座市では今後、交通需要や地域の開発状況、費用対効果などを踏まえて、市民や関係機関と意見交換を重ねながら、より具体的な方向性を検討していくとしています。

新座市における「新座中央駅(仮称)」の検討は、今後の都市の姿を左右する大きなプロジェクト。鉄道の延伸が実現すれば、都心へのアクセス改善や市内のにぎわい創出にもつながると期待されます。今後の議論の行方にも、引き続き注目が集まりそうです。

→新座市公式サイト 
→新駅位置検討調査委託検討書 図案はこちら 

新座駅
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新座市役所

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